精神科受診時に診察ノートの持参を勧めたい理由
精神科を受診する際、主治医に伝えたいことをきちんと伝えられていますか?
私の場合、診察ノートを持参するようになる前は、主治医に伝えたいことが伝えられず診察のたびにモヤモヤしていた。
今日はこれを伝えようと決めていても、診察室に入ると緊張したり萎縮したり、主治医への受け答えに必死で診察が終わってから伝えたかったことがあったと気づくことも。
私は話すことがあまり得意ではないから、診察ノートに事前に話すことを書き留めておくことで落ち着いて話すことができるようになった。
精神科の診察の待ち時間は長い。
けれど、診察時間は5~10分。
その限られた時間を有意義に使うためにも診察ノートをお勧めしたい。
診察ノートに書くこと
私が毎回の診察の際、ノートに書いていることは、
①前回の診察から今日までの体調の変化
気分の波がどうだったか、落ち着いて過ごせたか、それとも死にたくて死にたくて苦しい気持ち飲み込まれていたか。
仕事は休まず行けたか。
自傷行為はしたか、お酒は飲んだか。
②睡眠、食事について
睡眠はきちんととれたか。
なかなか寝付けないことはなかったか。
早朝覚醒があったか、それとも過眠で起きれないことがなかったか。
食事は食べれているか。
食欲がなくて食べれないことがあるか。
過食してしまうか。
食事内容はバランスの良いものをとれているか、いないか。
③飲んでいる薬で気になること
薬を飲むと眠くて何もできなくなる、身体がムズムズするなど、気になる症状があれば忘れず伝える。
④主治医に聞いておきたいこと
主治医に聞いておきたいこと、上記以外で気になっていることなど。
私はなにかあればとりあえず主治医に伝えている。
些細なことでも、それが治療に役立つこともある。
まとめ
私は自分の状況を的確に伝えるために診察ノートを使っているが、診察ノートの使い方はたくさんあると思う。
話すことが苦手なら、診察ノートに伝えたいことをまとめて直接主治医に見せることもできる。
診察ノートに日々の記録をつけておけば、診察時それを見ながら話せば自分の状況を細かく伝えることができる。
使い方はまだまだたくさんあると思うから、こんな使い方もあるよ!という方はコメントで教えてください。